遠鉄バスの取組み

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環境への取り組み

公共交通機関として利用されるバスは環境問題についても積極的に取り組んでいます。これはバス車両の改良に努力すると同時に、一般車両から排出されるCO2・NOxの増大を抑制するため、大量輸送が可能な公共交通機関がさらに利用されるよう、運賃や旅客サービスの向上に努めています。

「エコポイント」を「ナイスパス」に交換しよう!!

「エコポイント」とは

2009年7月1日より「エコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業」が始まりました。
エコポイント制度とは、地球温暖化対策、経済の活性化及び地上デジタル対応テレビの普及を図るため、グリーン家電を購入することで様々な商品やサービスと交換可能なエコポイントが取得できるものです。

「エコポイント」は「ナイスパス」にも交換できるんです!!

エコポイントを遠鉄バス・電車共通ICカード「ナイスパス」に交換すれば、等価以上でとってもお得!金額も3種類から選べて大変便利!さらにえんてつカードに登録すればえんてつポイントも貯まります。ぜひエコポイントでお得な乗車券と交換していただき、環境にやさしい公共交通機関をご利用いただきたく、ご案内申しあげます。
詳細はこちらからご覧下さい。
 

エコポイント

アイドリングストップ運動

「アイドリングストップバス」ってなぁに?。

地球温暖化防止の観点から、大気汚染の原因となる排気ガスの排出量を少なくする必要があります。特に市街地を運行する路線バスでは、渋滞・信号待ち・乗降中などアイドリングで停車している時間が非常に多く、排気ガスにより大気汚染に影響を与えてきました。

遠州鉄道では、平成6年より、一定のギア&クラッチ操作により自動的にエンジンの停止と再始動を行うアイドリング ストップ&スタート車両を導入しています。信号停止やバスターミナル内での乗降時など、1停車が20秒以上になると乗務員が判断した場合にこの機能を使用してます。無駄な排気ガスや騒音を低減させる【環境にやさしいバス】です。

排気ガスの排出量は一般車両より10%削減できます。

ところが、こんな問題が・・・。

アイドリングストップ運動を始めた当初、信号待ちの交差点やバス停において、エンジンがストップする事により、お客様より「故障したのではないか!」という不安の声、「エンジン停止中の静寂に耐えられない」というご意見が多数寄せられました。また、乗務員からも旅客同士の会話がエンジン停止と同時に途切れ、車内の雰囲気がぎこちないと指摘を受けました。

そこで、遠州鉄道ではこんなことをしています。

平成10年7月より、アイドリングストップ時に小鳥のさえずりを流し、現在は【音楽】を流しています。おかげさまで大変好評です。

エコドライブ運転

自動アイドリング ストップ&スタート車両以外についても、平成11年2月より、1停車が20秒以上になると乗務員が判断した場合に、手動でエンジンキーを操作してエンジンを停止します。また、急な加速や減速を行わないよう運転に「予測」をフルに活用し、過剰な燃料消費によるCO2・NOxの排出を抑制しています。年間で軽油は約4%の削減、排気ガスの排出量は10%削減を達成しました。

公共車両優先システム(PTPS)

公共車両優先システム(PTPS:Public Transportation Priority Systems)とは・・・?

  1. バスが交差点に近づくと、手前に設置された光学式車両感知器がバスの接近を感知し、進行方向直近の信号機について、赤信号の短縮・青信号の延長を行い、バスの運行を円滑にします。
  2. バス専用レーンに設置された違反車両認識装置により、バス専用レーンを走行する違反車両を検出し、前方にある情報板にて警告を行い、排除することでバスの運行を円滑にします。
  3. 交差点に設置された監視カメラにより、バス専用レーンに違法駐車する車両を監視し、音声警告による排除を行い、バスの運行を円滑にします。

バスレーン PTPS

『0(ゼロ)の日回数券』の発売

静岡県下では、渋滞の解消・CO2NOx削減のため、毎月10日・20日・30日には公共交通機関の利用を促進するよう運動を展開しています。

遠鉄バスでは、毎月10日・20日・30日に利用可能な『0(ゼロ)の日回数券』を発売しています。

再生紙の積極的利用

遠鉄バスでは、お客様へ配布する、路線図・時刻表などの出版印刷物については、古紙回収によって再生された再生紙を使用しています。

また、このほかにも、運賃値下げや、超低床ノンステップバス導入やバスロケ・ハイグレードバス停などの旅客サービスを高め、マイカー通勤などの自粛を呼びかけ、CO2NOxの総量削減を目指しています。